一部過去記事を更新しました。

黒いアイツ ~対策編~

コラム

初日、私の心強い相棒ゴキジェットプロを事前に準備していませんでしたが、ブラックキャップ(以下罠)は設置していました。
これを置くだけで実家では遭遇率がグンと減りましたから、コイツも頼もしい相棒です。
なのにですよ!毎日遭遇するってよっぽどですよね。

先ずは現場検証です。
潜みそうな箇所をしらみ潰しに見ていきます。
①台所下の収納
②冷蔵庫周り
③洗面台下の収納
④洗濯機周り
⑤各部屋の隅
⑥押入の収納
など、罠を設置した箇所を中心に観察すると台所下に黒い粒がチラホラ見受けられました。
糞ですね。ここでドンチャン騒ぎしてたんでしょうね。ここの罠も相当喰われてました。
次に洗面台の下も糞の発見と共に罠が喰われてました。
こういう集まっていた箇所は既にマーキングされてるらしいので再び集まりやすいそうです。
糞は取り除いてキッチンハイターなどで殺菌消毒してやると良いです。念入りに拭きます!!

7日間の攻防の最中色々と調べてまして、Gの種類や習性から出会う個体はクロG(以下KG)だということがわかりました。
家庭内害虫として家や店舗で繁殖するタイプはチャバネGが一般的だそうです。
判断つきませんが、KGの方が大きいみたいです。
そんな、じっと観察しませんよね(笑)気持ち悪い。

KGは主に外から入ってくるタイプのようで、侵入経路と思わしき箇所を塞いでいくことにしました。
既に侵入しているヤツは逃がさず抹殺予定です。

ここで最初にやった現場検証が活きてきます。
以下の箇所を塞ぎました。
①台所シンクの下、排水管付近
②洗面台の下、排水管付近
③洗濯機の排水管付近
塞ぎかたは①と②はガムテープ、③はサランラップです。
順番に解説していきます。①と②は既に害虫避けとして配管回りに穴を塞ぐようなカバーがされてるんですが、樹脂製(プラスチック)でした。ペラペラなんで軽いんですよ。
ヤツら身体の空気を抜いて厚みを変えられるらしく薄い隙間も難なく侵入出来るそうです。
それにある程度の力があれば軽いカバーは持ち上げてしまう?かも。

金属でも油断できません。アルミ製だとやっぱり軽いんで、安心出来ないかも。
しかもこのカバーはジャストサイズではなかったんですね。
排水管とサイズ合ってないのか、なんかブカブカなんですよ。
その隙間をガムテープで埋めて、カバーも被せているだけのところをシッカリ固定して隙間を埋めました。①と②は糞の発見と共に罠が喰われていましたので侵入経路としては確実かなぁと思います。
下水から上がって来てるのかも、と洗濯機の排水箇所も埋めることにしました。
既に洗濯機のホースが挿さっていますので、こちらも隙間を埋める方法しかありません。ガムテープではカバーしきれないほど何周も貼らないといけないので、サランラップで広範囲にグルグル巻き付けました。これで見える箇所の侵入経路は塞げました。

問題は見えない箇所の隙間です。
築20年の建物にどれだけの隙間があるのか想像つきません。構造上の穴があるかもしれない。
台所下の棚なんてまさにそうですが壁埋め込み型の移動できない家具は手が届かない隙間がかなりあるんですね。ライトをかざしても見えないくらい闇の部分があります。
ここも外と繋がっている可能性がありますので極力埋めます。こちらもガムテープを使用しました。
こうやってGの集まりそうな箇所や侵入するかもしれない箇所を重点的に塞ぐことに集中しました。

おそらく侵入も逃げることもできないはずなので、あとは潜んでいるヤツらを駆逐していくのみです。そして、しっかり部屋全体を清掃して罠を設置します。
今回は業務用で使われているホウ酸シートも買い足して万全な体勢で挑みました。結果一回~二回の遭遇でその夏を終えました。

その後の調べでヤツらは越冬することがわかり、冬場は動きが鈍るけど、餌を求めて徘徊するらしいです。見たことないですけど・・・

ですので罠は2月くらいから新品に差し替えるのがベストです。罠は卵にも効きますので繁殖させないことが大事ですね。あと設置場所は必ず隅が良いです。ヤツは視力が良くなくて殆ど触覚で判断しているそうです。ですので、真ん中を歩くのはあまりなく、何かに沿って進むようです。
そうして、メンテナンスもしっかりして罠に食い付くように部屋もこまめに清掃してると快適な生活が送れます。翌年から全く見なくなりました。7連戦が嘘のようです。
バルサンみたいに燻煙も良いと思いますが、侵入させないようにしないと意味がありません。
毎年悩まされている方はその辺のチェックからされてはいかがでしょうか。

二部に分かれて長くなりましたので、次回まとめの記事を載せます。

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